脱ヲタできないヲタクのブログ

ファッションとアニメ、日々の雑記。

○○円男画像について考えてみた

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これはネットで有名な画像です。この画像が主張するのは

『顔が全てなのだからファッションなんて無意味』ということです。

 

人のみかけにおいて、顔は最重要です。他が悪くても顔さえよければ大抵何とかなります。

この画像の右の男、7000円男は本当にイケメンですね。こんな顔になれるものならなりたいものです。でもなれません。私たちは自分以外にはなれないのです。

この画像を見て、ファッションなんて無駄だと思うのは勝手ですが、誰かと比較するのではなく、

昨日の自分より今日の自分、今日の自分より明日の自分をかっこよく見せたいと思う気持ちは大切にすべきだと思います。

他人は他人。自分は自分。自分を磨くことをやめさせよう、思考停止させようとする画像です、これは。騙されないように!

 

 

以下画像についてさらに雑記

〇67万円男雑感

30万のジャケットは新宿伊勢丹等で見たことはあると思うのですが、如何せん手を出そうとも思えない価格なのでどんなクオリティの服なのかよくわかりません。

ただ画像中のどの男についてもそう、この画像だと服の情報がめちゃくちゃ欠落しているので、服の生地感の良さとかさっぱりわからんのです。特にこの人の画像は薄暗いし(笑)

きっと実物を見たらもっと印象が変わると思います。

ただこの画像だけでもちょっと成金っぽい印象、趣味の良い感じには見えないですね。

あとは本人の性格とか、実際の身分次第ですね。経営者等「自分の能力で富を勝ち獲った」自負がある人は、それを象徴するように、ファッションもゴージャスさを嗜好しやすいそうです。

あと、アクセ類が合計金額のわりに安くね?と思いました。

 

 

〇6万3000円男雑感

6万3000円男さんはたぶんセレオリ(セレクトショップオリジナル。ビームスとかユナイテッドアローズとかシップス)で勧められたものを何となく買ったのかな・・・

凄くコメントしづらい(笑)

もっと高価な服に手を出せる経済力があっておかしくない年齢の方に見えますが、子供がいるとか、背景があるのかも・・・

別に勝負服を所持していると思われます。

背景の推測を無しにしても、シチュエーションもよくわからない。なぜタックイン(シャツの裾をパンツに入れること)をしているでしょう。おじさん臭くなりやすいしスタイルの良し悪しがわかりやすくなるので難易度高いです。

そして3000円のベルトは隠した方がいいです!タックインではベルトは重要ポイントで、さすがに3000円程度だと品質の悪さが目に付くと思われます。

オフィスカジュアルが許される職場へ向かうところにも見えます。ただ、その場合は単純なスラックス+シャツの方がかっこいいと思いますね。

 

 

〇7000円男雑感

顔がかっこいいのはズルいですね(笑)。さらにズルいポイントがこの画像にはいくつかあります。

まずとにかく服の情報がオミットされています。なぜか「ジャケット」とされた1990円のフリースは背景の壁と同化し、安かろうが生地感は画像じゃわかりません。顔に当たったライトは陰影をはっきりさせ、顔の良さをさらに活かしてくれています。

もはや、2300円のチノパンは画像には映っていません(笑)

ダッボダボかもしれませんね。この画像の趣旨からして不都合なものは排除されているので仕方ありません。

しかし、着こなしとして注目すべき点がひとつあって、それはシャツの裾の出方です。裾をちょっと見せて体に裾を利用した横線を作ると、メリハリが生まれてかっこいいです。

6万3000円男さんもタックインが義務付けられていないシチュならこういうところも気をまわして欲しいですね。あと髪型。

ただし、このかっこよく出た裾は7000円男さんが10mも歩けばたちまち崩れると予想できます(笑)

こういうところに服の値段の差が出ます。このフリースがダブルジップ仕様(フロントに下からも切れ目を入れられる)であればインナーシャツとの摩擦が生じにくくなるのでシルエット崩れを防げるかもしれません。

たぶんフリースを脱いでシャツ一枚になった方がかっこいいでしょう。まあこの人の場合は全裸でもかっこいいでしょうが(笑)